ず〜ず〜倶楽部

この「ず〜ず〜倶楽部」は、主に青年部の活動報告をお伝えしていきます。

2007/03/28

冬物を出す前に虫食いチェック!

ウールやカシミヤ、モヘヤなどの毛製品は、カツオブシムシなど害虫の大好物です。
現代の住宅は機密性が高く、一年中室温が一定となっているため、冬でも害虫が活動しています。

毛製品に穴をあけたり、表面の毛羽を食べてしまったりする害虫。
被害にあっていても、噛み散らかした繊維屑が損傷部分に残っているので、外観からはわかりにくいことが多いです。
クリーニングに出す前に、全体を十分にブラッシングして繊維屑を除去すると、虫食いされた穴がはっきりと見やすくなります。
クリーニングによっても、繊維屑が除去されて虫食いされた穴がよく見えることがあります。

害虫のほとんどはカツオブシムシ類の幼虫です。
成虫が室内に入り込み、毛繊維に産卵し、2週間程度で生まれた幼虫が数カ月活動します。
虫や卵は熱に弱く、クリーニングの仕上げ熱で死滅することが知られています。
ときどきクリーニングした後で、穴あきが見つかることがありますが、通常のクリーニング工程では、一部分に穴をあけてしまうことはありません。

クリーニングに出す前に、ブラッシングなどで虫食いをチェックしてくださいね!!

2007/02/27

技術の勉強会

平成19年2月25日(日)で開催された講習会に引き続き、技術部会の勉強会も行いました。
青年部会員も講習会に引き続いて参加しました。
「石油系ドライクリーニングの洗浄品質と溶剤管理」という、なにやら難しいテーマのように感じると思いますが、クリーニングの種類には、大きく分けて「ウェットクリーニング」と「ドライクリーニング」があります。
ウェットクリーニングとは、水を使い、さまざまな工夫がされている特別な洗浄方法です。
ドライクリーニングとは、水の代わりに有機溶剤を用いて衣料品への影響を抑えた洗浄方法です。
クリーニング店によって、洗浄方法、設備等は様々ですが、技術向上のため熱心に勉強しました。

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2007/02/26

岩手県クリーニング組合講習会

平成19年2月25日(日)岩手県自治会館にて、岩手県クリーニング組合の講習会がありました。
今回、講師のタロット・アンジュさんは、県内で活躍されている占い師の方です。
なぜ、講習会の講師が占い師なのか。
アンジュさんが扱う占いとは、「統計学であり、宇宙のルールを応用した実践学。無駄のないクールな道具。」ということであり、「そのルールに乗って未来を変えるアクションを取ろう。」という考え方に惹かれ、このたび講師をお願いすることになりました。
商売人としてだけでなく、人としてどうあるべきかを学びました。
岩手にお住まいの方は、ラジオでアンジュさんの声を聞いたこともあるかもしれませんが、ラジオの感じのままに、にこやかな表情と聞きやすい話し方に引き込まれて、あっという間に時間が過ぎて行きました。

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2007/01/10

年頭のご挨拶

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
日頃より、岩手県クリーニング組合青年部会員店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
バブル期以降の厳しい時代も抜け出しつつある中…と報道されておりますが、未だ実感されていないのが現状です。
そんなおり、年明け早々、全国高校サッカーにおいて盛岡商業高校が4,080校の頂点に立つ快挙を成し遂げ、明るいニュースとなりました。
私共、クリーニング業界も様々な勉強会等を実施しながらさらなる品質の向上、お客様にご満足いただけるサービスに努力して参りますので、「Sマーク、LDマーク、組合のぼり」をご確認のうえ、ご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2006/12/27

注意!金属を使用した衣類について

最近、金属を使用した衣類が流行っているようです。
通常の衣類のように見えますが、スチール・アルミを糸のように細く作り、他の糸と織り上げています。
見分け方は、製品表示に「金属・アルミ使用」と記載されています。
品物によっては、着用中に金属がよれ、着用前にはなかったシワができてしまうこともあります。
そうなると、プレスしても元には戻りません。
購入の際には、ご理解の上、ご購入いただければと思います。

2006/11/20

ポリウレタン使用の衣類について

最近、ポリウレタンを使用した衣類が多くなっています。
ポリウレタンは、普通の繊維と違い、ゴム糸のように自由に伸び縮みする性質を持つ弾性繊維です。
ゴムより対抗性が強く、ドライクリーニング溶剤にも膨潤しにくいという長所がありますが、その一方、染色性が低く、色泣きしやすい、熱、薬品、紫外線に弱いという短所もあります。
そのため、汚れ・シミを除去する際、一本一本の繊維に傷をつける恐れがあります。
また、繊維に色素が付着した場合、繊維の奥まで入った色素については、除去が難しくなります。
上記のような理由により、ポリウレタン製品の汚れ・シミは除去しきれない場合もありますので、ご理解のほどお願いいたします。

2006/9/30

クリーニングの日・ボランティア

9月29日の「クリーニングの日」にちなんで、岩手県クリーニング組合盛岡支部では、経費老人ホームけやき荘の施設利用者の方々へボランティアでクリーニングサービスを行いました。
似鳥支部長や藤原理事、山本副支部長、吉田副支部長、作山副支部長が施設にお邪魔して、3日前にお預りし、クリーニングした47枚のタオルケットと毛布を施設利用者へ手渡しました。
似鳥支部長は、「今回のボランティアは初めての試みでしたが喜んでもらって良かった。これからも実施していきたい。」と話していました。
盛岡の冬は厳しいですが、クリーニングした毛布で暖かく過ごしてもらえたら嬉しいです。

9月29日はクリーニングの日〜その由来
消費者の方々やクリーニング業者に覚えやすく、親しみが持てるように「929」のゴロ合わせで、昭和57年に、全国クリーニング生活衛生同業組合連合会とクリーンライフ協会が制定したもの。
クリーニングの利用を消費者に訴えるとともに、公卿の社会的使命である「国民の衛生的な生活確保」を業界内外に訴えることを目的としている。

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2006/9/12

全国クリーニング青年会議・新潟大会に参加して

平成18年9月10日(日)、新潟市の朱鷺メッセにて全国クリーニング関連業者大会・全国クリーニング青年会議新潟大会がありました。
岩手県青年部からは3名が参加し、全国から集まった青年部会員の方々と交流を深めてきました。
今回の大会テーマである「復興」の名のごとく、新潟は中越水害、中越大地震、豪雪と自然災害が続き、被害にあわれた方々がパネルディスカッション、研究発表で被害当日の様子から現在の復興までの道のりを報告しました。
組合員や青年部会員の励ましや援助を受け、復興に向けて一歩一歩前に進んでいる姿に力強さを感じました。
今回、参加して思ったことは、組合や青年部会の人とのつながりが、いかに大切なのかを考えさせられた一日でした。
今後の活動に活かしていきたいと思っています。

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2006/09/05

NHK取材がありました

灯油価格の高騰は、北国・岩手にとって深刻な問題です。
まだ、本格的に暖房としての灯油を使用する時期ではありませんが、クリーニング業界は日頃から石油製品をたくさん使用しています。
春に新聞の取材でもお話したように、石油にかかる経費は上がっているのに、クリーニング代の値上げは我慢している状態です。
春よりもさらに値上がりしている石油価格。
世界的な価格高騰の中で、各業界は、消費者はどこまで我慢しなければならないのでしょうか。
今日の6時10分からのNHK「おばんですいわて」に、青年部会員のお店が取材されました。
この取材の模様が今日放送されます。
ぜひ、ご覧になってみてはいかがですか。

http://www.nhk.or.jp/morioka/obandesu/obandesu.htm

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2006/08/21

クリーニング師試験講習会終了

昨日の8月20日、岩手県自治会館にてクリーニング師試験の事前講習会が開催されました。
午前10時より午後4時30分までビッチリの講習でしたが、皆さん熱心に受講されました。
この講習会では、学科に力を入れているのですが、受講された方は、アイロンの操作のほうを熱心に見て、聞いていました。
実地の指導は、青年部会員でもある岩手県組合専務理事の作山が行いました。
受験された方が、講習会の成果が発揮できるように祈っています。

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